新曲「伊良部大橋」を発売/うえち雄大さん
芸能活動45周年記念 「カラオケで歌って」
芸能活動45周年を迎えた上野出身の演歌歌手、うえち雄大さん(63)の全国メジャー第3弾となるシングルCD「伊良部大橋」がこのほど、アスタエンタテインメントから発売された。全国の通信カラオケに配信されており、うえちさんは「伊良部大橋の開通を全国にPRするためにも、みんなで歌ってほしい」と話した。
新曲「伊良部大橋」は、伊良部島の観光名所を舞台に、恋愛を重ねていた男女がさまざまな困難を乗り越えて一つに結ばれるという物語に仕上げた。
21日に宮古毎日新聞社を訪れたうえちさんは「宮古本島と離島を結ぶ三大大橋(伊良部、来間、池間)をはじめ、宮古島の観光名所を今こそ全国的にPRして、観光の目玉にしなければならないという思いに駆られた」と発売の経緯を語った。
自身が作詞した「伊良部大橋」には「渡口の浜」や「佐和田の浜」「白鳥崎」などの観光名所のほか「通り池に輪を描いて舞う鷹(さしば)」も盛り込んだ。
うえちさんは「ふるさとに貢献する思いで作った歌。カラオケで歌ってもらえればうれしい。これからも自己の全存在を投げ入れて精進していきたい」と話した。
沖縄宮古郷友連合会主催の「芸能の夕べ」(5月23日、那覇市民会館)で「伊良部大橋」を披露することになっている。
CDには「伊良部大橋」のほか「オリオンの星」「雨の宮古島海峡」の3曲が収録されている。
CDは音楽の店イーウェイブ(電話72・9520)で購入できる。購入した人には、うえちさんの芸能活動45周年の軌跡をつづった冊子とリーフレットをプレゼントする。