11/24
2024
Sun
旧暦:10月24日 先負 壬 
産業・経済
2015年5月13日(水)9:00

台風6号 農作物被害3億1029万円

養殖モズク70㌧流出/市農水部が速報値を発表

 市農林水産部の砂川一弘部長は12日、市役所上野庁舎で会見を開き、葉タバコを除く農作物の台風6号による被害額速報値を発表した。被害が確認されたのは6品目で、被害総額は3億1029万8000円となった。葉タバコの被害額調査は日本たばこ産業(JT)の職員がきょう13日に来島し実施する予定だが、市では大きな被害額となるとの見込みを示している。

 調査によると、被害が確認されたのはサトウキビ、メロン、ゴーヤー、オクラ、トウガン、カボチャの6品目。そのうち被害額が最も大きかったのはサトウキビで2億714万6000円。次いでゴーヤーの6920万5000円、トウガンの2385万2000円。そのほかは、カボチャが232万8000円、メロンは203万9000円。マンゴーの被害は確認されなかった。

 農作物以外では、池間漁港で養殖モズク70㌧が流出し、840万円の被害を出したほか、同漁港で港に上げていなかった小型漁船が沈没する被害もあった。

 葉タバコについては、収穫を終えているのは約3割で、残る7割が被害を受けた可能性があるという。専門的な判断が必要となるため、JTによる調査結果が出るのを待って、台風6号による市の農作物津被害額に加える方針。

 葉タバコ被害について砂川部長は「収穫の最初の段階でダメージを受けてしまった。全体の中で葉タバコが最も大きな被害額となる恐れがある」、農政課の福里匡課長は「金額がどれくらいになるかは分からないが、10億円を超えるような被害となる可能性もある」と被害額の大幅な拡大に懸念を示した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!