マンゴーまつり7月19日
実行委が実施計画を承認
第6回マンゴーまつり実行委員会(委員長・下地敏彦市長)が20日、市役所上野庁舎で開かれた。昨年の実績と決算、今年の実施計画案と予算案を審議し、いずれも原案通り全会一致で承認した。今年は7月19日に市熱帯植物園内で、市制施行10周年記念事業の位置付けで実施することなどを決めた。予算総額は前年当初予算比52万454円減の162万8293円。
同まつりは2010年7月、市制施行5周年記念イベントとしてスタート。昨年は宮古牛まつりと同時に実施されたが、県畜産共進会が宮古島開催となる今年は宮古牛まつりの開催が見送られることから、単独で行われる。当初計画では7月12日開催を検討していたが、サニツ浜カーニバルが同日に開かれる予定となったことから、19日開催となった。
実行委員会では下地市長が「宮古島のマンゴーは高い質を誇っている。ますますブランド力を高めるためにも、まつりを県内外にPRする場にしたい」とあいさつした。第6回の実施計画については、例年通りマンゴーの試食や販売、ゲーム、青果マンゴーのコンテスト、果樹や防風林の苗木販売などを行う方針を事務局が説明。PR活動として昨年は、まつり前日に東京からの直行便で宮古入りした観光客にマンゴーをプレゼントし、来場を呼び掛けたが、今年は6月から9月まで就航する関西直行便の乗客に対しても同様の活動ができないか検討していることを紹介した。
宮古牛まつりと同時開催だった昨年の第5回マンゴーまつりは約5500人が来場。収入総額は当初予算額から3万8547円減の211万200円、支出総額は当初予算額35万6839円減の179万1908円だった。