新天地での勤務に決意/地区安全協と宮古島署
「まもる君」に異動辞令
宮古島署(瑞慶山力署長)と宮古島地区交通安全協会(宮里敏男会長)は20日、「宮古島まもる君」2体に異動辞令を交付した。
交付式では、2体に代わり、署員がまもる君に扮(ふん)したリアルまもる君が瑞慶山署長と宮里会長から異動辞令を受け取った。
異動辞令を受けたリアルまもる君はあいさつで「1991年に設置されたころは『怖い』『気持ち悪い』と言われたが、今では島のアイドルになれた。これも皆さんのおかげ。今回、新しい制服、新しいヘルメットそして新しい顔で新天地に向かうこととなった。これからも頑張るのでよろしくお願いします」と決意を示した。
異動辞令を受けたのは比嘉入り口に設置されていたまもる君と、大浦公民館前に設置されていたまもる君の2体。
比嘉入り口のまもる君は中休み交差点に、大浦公民館前のまもる君は伊良部大橋開通で交通量が増えている松田整形外科前で交通監視立番勤務を行う。
2体とも長年の激務による日焼けのし過ぎで修復が必要となり、今回修復作業を終えて勤務復帰となった。
あいさつで瑞慶山署長は「新天地でも交通安全のために頑張ってくれると思う。市民の皆さんも事故に遭わないよう交通ルール、マナーの順守を心掛けてほしい」と呼び掛けた。
また、宮里会長も全国的に知名度が高まる宮古島まもる君のさらなる活躍に期待を寄せた。