補正予算を修正可決/市議会臨時会
検知器の購入費減額
宮古島市議会(真栄城徳彦議長)臨時会は21日開会し、2015年度一般会計補正予算(第2号)の修正案を全会一致で可決し閉会した。修正案は公金でのアルコール検知器の購入を容認しないことから、同補正予算に盛り込まれていた検知器購入費39万4000円を補正予算から減額する。
これにより、同補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ「1048万1000円を追加し」を「1008万7000円を追加し」にそれぞれ改め、歳入歳出予算の総額も「343億4329万3000円とする」を「343億4289万9000円とする」に改める。
臨時議会ではまず、与党議員14人から提出された補正予算の修正案を可決した後、修正可決された部分を除く原案について採決し可決した。
そのほか原案通り可決されたのは、市ごみ焼却施設等建設工事(管理棟建築)請負契約。これは、共和産業(下地武社長)、翔南建設(友利勝人社長)特定建設工事共同企業体と請負契約を締結するため、地方自治法の規定により議会の議決を求めるもので、契約金額は2億7216万円。
専決処分の承認を求めることについては、市民生活課に常設する消費者生活相談員の賃金281万2000円を計上する年度一般会計補正予算(第1号)、法人市民税や個人市民税、軽自動車税、固定資産税の改正に伴う市税条例等の一部を改正する条例、課税限度額の引き上げに伴う市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の計3件は原案通り承認した。