1時間に65㍉の激しい雨
下地島と多良間で5月最多
宮古島地方は梅雨入りの20日から、活発な梅雨前線と湿った気流の影響で断続的に雨が降り、所によってはまとまった雨となり、下地島空港と多良間村で、5月としては最も多い降水量を観測した。最も多い所(下地島空港)で、23日午前1時37分までの1時間に65㍉の非常に激しい雨を観測し、1時間の降水量としては5月の観測史上最大を記録した。各地の午後3時までの24時間降水量は下地島空港で144㍉、平良下里(宮古島地方気象台)で91・5㍉、鏡原(宮古空港)で90㍉、城辺新城で112㍉、多良間村仲筋(多良間空港)で141・5㍉を観測した。
沖縄気象台が梅雨入りを発表した20日の午前0時から23日午後5時までの降水量は多良間村仲筋で239㍉、下地島空港で198・5㍉と、ともに5月の観測史上最大の降水量を観測した。各地の降水量は平良下里が117・5㍉、鏡原117・5㍉、城辺新城で162㍉だった。
沖縄地方のきょう24日から向こう1週間の予報は、梅雨前線や湿った気流の影響で、曇りや雨の日が続く見込み。なお、24日から25日にかけて、梅雨前線の影響で大雨となるおそれがあり、24日は荒れた天気となる所がある模様。
最高気温・最低気温はともに平年より高く、かなり高い日も多い予報。降水量は、平年より多い見込み。