伝わる広告の作り方紹介/売れるチラシづくりセミナー
末次代表(北谷メディア)が講話
宮古島商工会議所主催のセミナー「売れるチラシづくり&売上日報活用術」が4日、同会議所で開かれた。北谷メディアの末次康博代表が講師を務め、伝わる広告を作るためのポイントや広告を成功させるヒントなどを紹介した。
広告の活用がうまくいかない会社の共通点として、①アイデアがない②実践しない③やっていることが間違っている-の3点を挙げる末次代表。伝わる広告にするためには、誰に見せたいのかターゲットをしぼり、何を伝えないのかメッセージをしぼり、見た人にどういう行動を取ってほしいのかを明らかにする事が必要との考えを示した。
効果のある広告にするためには、まず受け取った人が最初に見る冒頭部分が最も重要と指摘。そこにターゲットへ呼び掛けたいことを記し、その後、見る人が知らない、メリットになる情報や、サービス提供者の顔、料金など具体的な数字、利用客の声を掲載し、最後の部分に、予約をしてほしいのであれば電話番号、来店してほしいのであれば店の場所や営業時間など行動を促す情報を示せば、行動してくれるチラシになるとの持論を披露した。
そのほか、学んだことを実践するための「売上日報」の活用方法を示し、日ごろの業務に取り入れるよう呼び掛けた。
セミナーにはさまざまな業種の代表や担当社員ら約30人が参加。末次代表の話に聞き入っていた。