和太鼓演舞で支援に感謝/光の村養護学校
16日からのトライに意欲
卒業旅行でトライアスロンに挑戦する光の村養護学校高等部の3年生16人は14日、市役所平良庁舎に長濱政治副市長を表敬訪問した。生徒たちは庁舎前で、歌と和太鼓演舞を披露し、21年間の受け入れとトライアスロンへの協力に感謝するともに、16日から始まる競技の無事完走に意欲を示した。
市役所の職員らが見守る中、生徒たちは法被に身をまとい、「風になりたい」の合唱の後、迫力ある和太鼓演舞で大きな拍手を受けた。
最後は「やらびのクイチャー」を合唱し、全員で「1年間の成果を、この宮古島に思う存分に発揮したい」と誓いの言葉を述べた。
長濱副市長は「21年間チャレンジし続けて来たことが素晴らしい。16日からはこれまでの練習の成果を発揮して完走してほしい。また、社会に出ても今回のチャレンジ精神を役立てて立派な社会人になってほしい」と激励し、飲み物を寄贈した。
トライアスロン挑戦は、1990年の開始以来、今年で21回目。今回は、土佐自然学校(高知県)が10人、秩父自然学校(埼玉県)から6人の計16人(男子12人、女子4人)が参加した。
全日本トライアスロン宮古島大会と同じコース・距離で、スイム3㌔、バイク155㌔、ラン42・195㌔。生徒たちは1日1種目ずつ挑む。16日がスイム、17日バイク、19日ランを実施する。