一般会計116万円繰り越し
宮古島商工会議所の議員総会
宮古島商工会議所(下地義治会頭)の第81回通常議員総会が30日、同会議所会議室で開かれ、会員らが2014年度の事業報告と決算報告の2議案を承認した。一般会計では、116万を次年度に繰り越し。今度も新たな時代に向けた事業を展開し、業務改革に取り組んでいく方針を示した。
冒頭、下地会頭は「今年は宮古島商工会議所創立40周年を迎え、既に式典は終わった。これからもまた宮古の経済の発展のためにみんなと一緒に一生懸命頑張っていく。宮古も建設関連や民間企業の業績が着々と伸びており、ややミニバルブ的な傾向にもある。来月開催される宮古島まつりを盛り上げていく。祭り以降、宮古島市市制施行10周年記念事業では大相撲巡業が予定されている」と述べた。
14年度収支決算によると、一般会計と5つの特別会計を含めた収入合計は1億2415万円で、支出総額1億1719万円、収支差額697万円。697万円に前年度繰越収支差額2744万円を加えた次年度繰越収支差額は3441万円。3441万円から当年度末の要支給総額3756万円を引くと、実質次年度繰越収支差額はマイナス314万円。前年度末繰越収支差額722万円から314万円を引くと、407万円と大きく改善した。これは共済会計・一般会計(ジョブ会計を含む)で剰余金が生じたことにより、退職金の積立不足額を367万円圧縮できたことが大きく影響している。