はばたけあすの顔
2015年7月3日(金)8:55
豊かな自然子供たち育む/西城小学校1年1組
男子9人、女子4人
西城小学校(小谷優校長)の1年生たちはセミの幼虫を見つけ、教室のカーテンにはわせて脱皮の様子を観察した。美しい羽が徐々に出てくる様子は、自然の神秘。子供たちはセミの誕生を喜び外に放した。
同校には老松や老ガジュマルなどが多く生え並ぶ。1993年には県学校緑化コンクールで特選を受賞した。子供たちは豊かな緑の中でクワガタやコガネムシなどの昆虫にも出合い歓声を上げている。
梅雨のころにはオタマジャクシを見つけ、「足も出ていた」と子供たちの観察眼は鋭い。「オタマジャクシは大きくなったらカエルになる」と自然塾で学習もしていた。ある子がシャワー状に放水し虹を作って見せた。みんなきれいと大喜び。木にもすいすい登ってみせた。1年生は遊びの天才でもある。
4月一人一鉢ずつ植えたアサガオは、花が咲き実を付けた。これから種の様子を観察する。
担任久志美和子先生は「仲が良く、給食などの当番活動を協力してスムーズにできている」と成長の様子を話した。
【男子】ともり たいよう▽さきはら たくむ▽すなかわ りゅうと▽いけだ じんせい▽たいら れんと▽たいら けんと▽まつがわ ひろや▽まえさと こうき▽たわだ たいが
【女子】たかざと ゆうな▽よしはま えみり▽たいら ひかる▽みやぐに さくらこ
【担任】久志美和子先生