環境・エコ
2015年7月5日(日)9:00
与那覇湾で海草植え付け/宮古島市
ラムサール登録2周年記念
与那覇湾が2012年7月3日にラムサール条約登録されてから2周年を迎える記念行事として、同湾での生息域が減少している海草コアマモの植え付けが4日、市の主催で行われた。市職員や宮古野鳥の会、地域住民ら約20人が生息域外での植え付けを体験した。
ラムサール条約は湿地の保全と持続可能な賢明な利用を進めることを目的としていることから、湾の保全、再生のための取り組みとして今回、「海のゆりかご」と呼ばれるコアマモの植え付けが行われた。
植え付けは、現在生息しているコアマモを株分けし、生息域外に植え替える形で行われた。参加者たちは市の水産・観光アドバイザーを務める仲間利夫氏から助言を受けながら植え付け作業を行った。
今月12日に開催される「サニツ浜カーニバル」の中でもコアマモ植え付け体験は行われる。