8日以降に情報開示/不法投棄ごみ残存問題
クリーンセンター計量実績
城辺保良地区などの崖下3カ所の不法投棄ごみ残存問題に関連して、撤去作業を実施した請負業者のトラック数台が3月22日の日曜日に、市クリーンセンター内で何度も不自然な計量作業を行っていると指摘されている問題で、市環境衛生課は「同日の計量実績については調査中で8日以降に詳細を明示したい」との意向を示した。
取材に対し同課の宮国克信課長は「まだ実績についてはまとまっていない。6月定例会が終了する8日以降に保良を含めた現場確認を含め、市長と日程を調整しているので、計量実績についても今週中には報告したいと思う」と述べた。
この問題は、3日に行われた市議会一般質問で亀浜玲子氏が、市クリーンセンター内で、今年3月22日と4月5日に請負業者の2台のトラックが、不自然な計量していた状況について写真を示しながら質問し「水増し計量」の疑いがあると指摘していた。
これに対する当局答弁では「3月22日は請負業者が不法投棄ごみ44㌧分を17回に分けて計量した」と答弁したが、実際この日は伝票上で62回の計量実績があることが分かった。しかし、担当課ではその詳細を把握しておらず、6日現在も調査中としている。
そのほか、これまでの取材で4月5日の計量はこの請負業者のみで、この日1日の計量回数は38回で同事業とは関係のない場所の不法投棄ごみ36㌧を処理したとしている。