産業・経済 社会・全般
2010年10月16日(土)9:00
ゴーヤーを初出荷/2010年期作
初日150㌔を東京へ
2010年期作ゴーヤーの出荷が15日、スタートした。初日は約150㌔を東京の市場に向けて空路で輸送した。当面の予想販売単価はキロ当たり500~600円。ゴーヤーの出荷は来年6月まで続き、同3~4月に出荷のピークを迎える。
初日は4戸の農家が平良にあるJA集荷場に訪れ、青々と実ったゴーヤーを搬入、大きさや形を選り分ける共選にかけた。
JAによると、今期のゴーヤー栽培農家は約90戸で総出荷量は計550㌧が目標。来週いっぱいは週3回程度出荷し、それ以降は集荷場への搬入量に応じてペースを上げる。
今月中は平良の集荷場のみで対応し、来月からは4地区の集荷場で共選を行う。
出荷初日の集荷場では、共選する作業員たちが搬入されたゴーヤーを丁寧に選別し、出荷用の箱に詰める作業で汗を流した。
この日一番乗りで搬入した上野地区の農家は「例年よりも1カ月早めに定植して栽培したが出来は良い」と笑顔で話していた。