教育・文化
2015年7月18日(土)9:03
島の不思議がいっぱい/市総合博物館
「ピルマス展」始まる
宮古島市の市制10周年記念事業として、第29回企画展「ピルマス展~宮古にあふれる謎・不思議~」が17日から市総合博物館で始まった。9月1日まで。会見で長濱修館長は「私たちの周囲には不思議なことがあふれている。宮古の自然や歴史、文化を調べてみるとまだまだたくさんのピルマス(不思議)が発見できる。ぜひ、来館してこの島の不思議に触れてほしい」と呼び掛けた。
同企画展は、宮古のピルマス(不思議なもの)をテーマに、自然、歴史、考古、民俗の中の不思議な話を紹介する。
また、関連行事として8月1日に開館以来、初の試みとなる夜の博物館を特別に体験できる「ナイトミュージアム」(午後7時~同9時)も開催する。
展示されているのは、民俗資料が3点、自然資料38点、歴史資料(考古)85点、歴史資料(歴史)2点の合計128点となっている。
会場には、空中の綱に吊された骨付き肉(ミーツキ綱)の意味や、宮古島の地下の謎として複数種のエビが島のわき水と海とを行き来している手段なども紹介されている。