今が旬、マンゴーPR/実行委員会
観光客に振る舞う/きょう植物園で祭り
宮古島産マンゴーをアピールしてブランド化を推進する第6回マンゴーまつりがきょう19日、市熱帯植物園で開催される。主催する実行委員会は18日、宮古空港を利用する観光客らに瞬間冷凍したマンゴーを振る舞いながら祭りをアピールした。今期のマンゴーは県内外への出荷が続いており今が旬。観光客は突然のプレゼントを喜び、その美味に舌鼓を打っていた。
このPR活動は、マンゴーの美味や祭りの開催を告知し、より多くの人に宮古島産のマンゴーを知ってもらおうと企画した。
下地敏彦市長を先頭に実行委のメンバーが空港でPR活動を展開。東京羽田空港、関西国際空港から訪れた観光客らを対象にマンゴーを振る舞った。
用意したマンゴーは、1玉を4等分にした果実を瞬間冷凍したもの。計380本を配りながら日に開催する祭りを告知した。
観光客は「冷たくておいしい」などと評価し、通常の果実とは違う食感と美味を楽しんだ。マンゴーは子供たちにも大人気で、おいしそうに食べて飛び切りの笑顔を見せていた。
羽田空港から訪れた森嶋隆之さん(46)は「果実をそのまま食べる方が濃厚だけど、これはこれでさっぱりしていておいしい。暑いときはこのマンゴーも良いと思う」と話していた。
下地市長自身もマンゴーを食べ、「この瞬間冷凍したマンゴーを積極的にアピールしたい」と笑顔。果実のみならず、マンゴーの付加価値を高める一次加工品のPRにも意欲的だった。
きょう19日に開催されるマンゴーまつりは午前10時から午後3時まで。マンゴーの試食をはじめ果実、苗木、加工品等の販売が行われる。友好姉妹都市の物産紹介や販売もある。主催する実行委では多数の来場を呼び掛けている。