29人に修了証授与/「ここ・から」体操教室閉校
健康な島づくりに意欲
下地保健福祉センターで21日、2015年度「ここ・から体操教室」の前期が閉校した。閉講式では、受講生29人に市健康増進課の宮国泰誠課長が修了証を授与した。修了証を受け取った受講生たちは、生活習慣病の予防や健康な地域づくりの一員として、さらなる活動や取り組みに意欲を示した。
同教室は5月にスタートし、約2カ月間の間に計19回開催され、血圧測定・問診▽身長、体重、腹囲測定③健康講話④運動実践-などを実施してきた。
あいさつで宮国課長は「皆さんは本当によく頑張ったと思う。宮古島の住民は全体的に健康面の数値が悪くて健康増進が重要な課題となっている。今回皆さんが教室で学んだ知識を家庭や知人、地域に広げて健康についての情報を発信をしてほしい」と述べた。
そのほか、閉講式では、「皆出席で賞」「スッキリやせたで賞」「くびれたで賞」にも賞状が授与された。
受講者あいさつで宮国真佐子さんは「この3カ月は体操教室がとても心地よい場所になった。体重も減って、ウエストもくびれたのでとてもうれしい。きょうが終わりではなくスタートと位置づけて、これからも頑張りたい」と述べた。
同教室は、生活習慣病予防・改善に向けて効果的な運動・食事に関する正しい知識の習得と市民が自ら生活習慣病改善に取り組むきっかけづくりのほか、健康診断の重要性を認識させ本年度の検診受診に結びつけることなどを目的にしている。
教室名の「ここ・から」は「心」と「体」の意味と「ここ(下地保健福祉センター)から健康づくりの情報を発信する」ことなどを意味している。
各賞の受賞者は次の通り。
【皆出席で賞(全19回出席】友利瑠理子
【スッキリやせたで賞(体重1・5㌔以上減】砂川朋子▽奥平栄子▽宮国真佐子▽与儀和子
【くびれたで賞(ウエスト2・5㌢以上減)】友利勝子▽与儀和子▽奥平栄子▽川満圭子▽武島洋子▽花城啓子▽宮国真佐子▽砂川朋子