「心躍る 夢と希望の 宮古島」/市制10周年キャッチフレーズ
水木さん(山梨)の作品に決定
市制施行10周年記念事業の一環として市が募集していた、10周年記念キャッチフレーズが、山梨県の水木亮さん(72)の「心躍る 夢と希望の 宮古島」に決定した。選考委員長を務めた下地敏彦市長が22日、市役所平良庁舎で発表した。今後はキャッチフレーズが書かれたのぼりを市内各所に設置するなどして10周年の機運盛り上げに活用される。
市では10周年を内外にPRすることなどを目的に、宮古島市への愛着や明るい宮古島市の未来をイメージできるキャッチフレーズを5月19日から募集。6月15日の締め切りまでに28都道府県の92人から合計192件の作品の応募があった。そのうち宮古島市からの応募は27人、50件だった。
事務局による一次審査を通過した19作品について、選考委員会が6月25日に最終審査を行った結果、水木さんの作品が選ばれた。
下地市長は選考理由について「語呂が良く、躍動感があり、これから明るい宮古島をつくっていこうというイメージが湧く」とした上で、「応募はかなりの件数で、宮古島市への関心が高いと感じられた。夢と希望ある宮古島をこれからつくっていきたい」と語った。
水木さんは「退職後、キャッチフレーズの公募などに関心を持つようになり、多数の申し込みを行ってきた。今回、宮古島市10周年のキャッチフレーズに選ばれとてもうれしい」とのコメントを寄せている。水木さんには副賞として賞金1万円が贈られる。
今後は、キャッチフレーズの書かれたのぼり150本を市内各所に設置するほか、懸垂幕や横断幕などにもして10周年記念をPRする事業などで使用される。