10年間で2万3448本植樹/宮古グリーンネット
総会で実績報告 さらなる緑化推進に決意
美ぎ島宮古グリーンネット(会長・下地敏彦市長)の第10回通常総会が22日、宮古森林組合で開かれた。総会では2005年から14年までの10年間の実績として、延べ4286人で2万3448本の木を7万8813平方㍍に植樹した実績が報告された。また、提案された14年度収支決算書など、4議案はすべて全会一致で可決された。
あいさつで下地市長は「緑と暮らそうとの思いで、このグリーンネットを立ち上げて、今回で10回目の総会となった。今の感想は10年間よくやってこれたというのが実感。会員の積極的な参加のおかげで2万3000本余の木を植樹できた。これからも皆さんと力を合わせて島に緑を増やす活動を展開していきたい」と述べ、さらなる緑化活動の推進に意欲を示した。
10年間で植樹した樹種は、テリハボクが最も多く6779本。次いでヤブツバキ2973本、フクギ2309本と続き、全体では32種の樹木が宮古各地に植樹された。
そのほか総会では、14年度の事業実績などが報告され、982本の植樹と育林による346本の補植があったことが説明された。
15年度の行動計画では、10月から来年2月までの間に、毎月1回計5回育林活動を行うとしている。
14年度決算では33万3907円を次期に繰り越し、15年度予算は160万2107円となっている。