北、宜野湾に敗れ準V/県中学野球
九州大会へ出場
【那覇支社】第67回県中学校野球選手権大会最終日は24日、コザしんきんスタジアムで準決勝、決勝を行い、北は準決勝で中城(中頭)を2ー0で下したが、決勝で宜野湾(中頭)に3ー10で敗れ準優勝となった。9年ぶりの優勝は果たせなかった。北は8月に宮崎県で開催される九州大会に県代表で派遣される。
決勝で北は初回、先発が立ち上がり連続2塁打など5安打を打たれ4失点。継投した三回にも3塁打や2四球、失策などが絡んで5点の追加点を許した。
北は五回、川満貴也と宇座幸太郎の連続適時打など1死一、三塁に、仲宗根純平が右越え2塁打を放ち、3点目を返したが、その後の反撃も及ばなかった。
下地大介主将の話 9年ぶりの県制覇を目指していたので非常に悔しい。宜野湾には県大会で1度負けているのでリベンジしたかったが、相手のすごいバッティングを抑え切れなかった。九州大会までに勝負所で1点取れる打撃やエースに次ぐ投手力のアップ、守備力などを伸ばしたい。まず1勝して勢いに乗って全国大会にいきたい。
砂辺正人監督の話 序盤に大量得点されたのが敗因。準決勝で投げた仲宗根の疲労を考えて、2、3番手で何とか五回まで乗り切ればと思ったが、相手の打撃が上回っていた。いつもより安打も出たが、チャンスに生かせなかった。課題の守備面や攻撃のバンド、エンドランなどを再確認して、九州大会では1勝を目標に頑張っていきたい。
▼コザしんきんスタジアム
【決勝】
宜野湾(中頭)
4050100・10
1000200・3
北
(宜)末吉、野末-遠矢
(北)下地、松川、仲宗根-佐和田
▽三塁打=宇座(北)真壁(宜)、湧川(宜)
▽二塁打=末吉(宜)、遠矢(宜)、仲宗根(北)
【準決勝】
中城(中頭)
0000000・0
2000000・2
北
(中)時田-宮里
(北)仲宗根-佐和田
▽二塁打=宮里(中)