平良中が金賞受賞/県吹奏楽部コンクール
メンバー40人、喜びの報告
沖縄コンベンションセンター劇場棟でこのほど開催された第55回県吹奏楽コンクール(主催・県吹奏楽連盟、朝日新聞社)の中学校Aパートで金賞を受賞した平良中学校吹奏楽部のメンバー40人が25日、賞状とトロフィーを手に帰島した。全員が晴れ晴れとした表情を見せ、来年のコンクールに向け、意欲を見せていた。
宮古空港では、両親や教員らが金賞を祝福する横断幕を掲げて出迎えた。
報告会で、部長の宮城満里奈さん(3年)は「代表選考会に残ることができなかったが、これまでの成果が出せて良かった。たくさんの応援ありがとうございました」と礼を語った。
顧問の下地英樹教諭は「部員たちは前年より上達している。これからが楽しみ。県吹奏楽コンクールを教訓に活動を高めたい」と気持ちを新たにした。
島袋正彦校長は「いろんなことを乗り越え、目標の金賞になったことは、素晴らしいこと。みんなが力を合わせたことで良い結果が出た」と激励し、出迎えた両親らに感謝の意を表した。
同コンクールは、吹奏楽部人口の底辺拡張と技術向上を図り、音楽教育の発展に寄与するのが目的で開催されている。