出発前に抱負示す/第54次県豆記者
参加児童生徒が市長表敬
第54次県豆記者交歓事業に宮古から参加する児童生徒8人が30日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を表敬訪問し、出発に向けた抱負などを語った。豆記者たちは8月2日から5泊6日の日程で東京と北海道で取材活動を行う。
今回の県豆記者事業には本島地区から38人、宮古地区から8人、八重山地区から4人の計50人が参加する。2日から4日は東京で国立科学博物館や東宮御所、総理官邸、国会議事堂などを見学。5日からは北海道で納沙布岬や北方館、北方領土対策本部などを訪問する。
下地市長を表敬訪問した豆記者たちは、一人一人が参加理由や抱負などを発表。内閣総理大臣表敬時に県代表としてあいさつする仲里克樹君(城辺中3年)は「昨年も参加したが中途半端な取材に終わり後悔している。今回はしっかりと頑張りたい」などと語った。
下地市長は「内容の濃い体験を通して感じるものがあると思う見聞を広めてきてほしい」と激励。同席した仲宗根均教育部長は「いろいろな経験を次からの勉学の糧にしてほしい」と呼び掛けた。
宮古地区豆記者交歓会の本村幸雄会長は、同事業が本土復帰10年前の1962年から行われていて、これまでに673人が豆記者を体験したことなどを紹介した。
宮古地区からの参加者は次の通り。
砂川琉祥(平一小6年)▽根間新(東小6年)▽下地主真(平良中3年)▽仲里克樹(城辺中3年)▽砂川周(下地中3年)▽川田琉理(上野中1年)▽砂川智穂(平良中2年)▽下地藍里(下地中2年)