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社会・全般
2015年8月2日(日)9:04

史跡巡りで歴史散策/城辺まつり関連行事

きょう祭り本番


上比屋山の南端にある国指定の史跡「砂川遠見番」の説明を受ける参加者=1日、城辺砂川

上比屋山の南端にある国指定の史跡「砂川遠見番」の説明を受ける参加者=1日、城辺砂川

 第6回城辺ふれあいまつりの協賛行事「文化財等史跡巡り」が1日、城辺地区で行われた。親子16人が史跡や文化ロードを歩き、地域の歴史に触れた。祭り本番はきょう2日、城辺公民館で開催される。

 この史跡巡りは城辺地区地域づくり協議会が主催した。地域の歴史文化に対する理解を深め、保護意識の高揚を図ることが狙い。

 参加者は東平安名崎を皮切りに、友利のあま井、上比屋山遺跡、先島諸島火番盛(砂川遠見番)、高腰城跡などを回った。市文化財係の新城宗史さんが各史跡について説明した。

 上比屋山遺跡では、遺跡に残されている三つの祭場を見学した。石垣の上に茅の屋根がある祭場の姿に参加者は興味津々。講師の新城さんは「屋根の作り方を知る人が少なくなっていることが心配。この技術を若い人に伝え、継承していくことが大切」と話した。

 参加者はこの後も複数の史跡を巡り、城辺地域の歴史と文化を学んだ。

 きょう2日に本番を迎える城辺ふれあいまつりは午前9時に開会。舞台発表では保育所の園児、婦人会による踊りのほかカラオケのど自慢、伝統芸能発表、サムイ大会などが行われる。


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