最優秀に上里さん(狩俣)/婦人の主張宮古地区大会
第48回婦人の主張宮古地区大会(主催・宮古地区婦人連合会)が2日、下地農村環境改善センターで開かれた。狩俣学区の上里由利子さん、鏡原学区の香川亜子さん、東学区の上地政子さんが発表を行った結果、「充実した会活動を夢見て」と題し、地域での婦人会活動について語った上里さんが最優秀賞に選ばれた。
狩俣地区で活動休止となっていた婦人会を復活させ会長に就任した上里さんは、立ち上げ時の苦労話や最近では親の介護を理由に退会する会員が増えていることなどの問題点を語る一方で、他地区の婦人会との交流や活動の広がり、地域の人との触れ合いなど楽しさも紹介した上で「婦人会活動を糧として、たくさんの知識を学び成長していきたい」と結んだ。
フィリピン出身で宮古島で結婚し日本へ帰化した香川さんは「運命と奇跡の出会いに感謝」をテーマに、島で暮らす中で感じる地域の絆やつながりへの感謝の気持ちなどについて、上地さんは「コミュニケーションで幸せづくり」と題し、平和な家庭や社会を作るためのコミュニケーション力の必要性などについて語った。
審査の結果、最優秀賞に上里さん、優秀賞に香川さんと上地さんが選ばれ、上里さんと香川さんが9月18日に那覇で開催される婦人主張中央大会への出場権を得た。
上里さんは「練習して暗記していたが、緊張で上がってしまい、少し原稿を見てしまった。中央大会では緊張しないよう、しっかり練習して挑みたい」と語った。上里さんには賞状のほか日本トランスオーシャン航空の航空券などの副賞も贈られた。
西城学区の大山とみえさんは原稿提出のみという形で大会に参加した。