安全な使用呼び掛け/宮古電気工事業組合
月間でキャラバン隊出発
2015年度の電気使用安全月間に伴い3日、宮古電気工事業協同組合(川満盛長理事長)は、市内各地で「電気安全啓発キャラバン隊」を展開した。出発式には、47社の職員らが参加。電気の安全使用をアピールするとともに、作業中の無事故に対する誓いを新たにした。
出発式で、沖縄電力宮古支店の比嘉正市支店長は「電気を安全に使うためには電気使用の安全に関する啓発と保安確保、電気災害の防止に取り組むことが重要なのでしっかりアピールしてほしい」と呼び掛けた。
川満理事長も「身近な電気も、設備が悪かったり、取り扱いを誤ると危険を伴い、時には貴い命や財産を失うこともある」と指摘。その上で、「不良になった設備は、早めに工事店に改修させ事故防止に努めてほしい」と呼び掛けた。
キャラバン隊は、沖縄電力宮古支店、沖電工宮古営業所、沖縄電気保安協会、宮古電気工事業協同組合の車両で出発。「素人による内線工事は危険です」などとスピーカーで注意を喚起した。
安全月間期間中は、電気設備の安全診断▽感電装置・避雷器の取り付け促進▽200ボルト化の普及促進-なども実施する。