がんずううやき
2015年8月13日(木)9:02
【がんずううやき】伊良皆 マサ子さん(95歳)(伊良部字池間添)
楽しかった修学旅行
「修学旅行が、とても楽しかった」と佐良浜尋常高等小学校の時の体験を懐かしむ。84年前の1931(昭和6)年のことだ。
修学旅行では佐良浜から連絡船に乗り、平良港に渡った。そこから東方の城辺保良ガー(泉)まで約19㌔を歩き抜く。西城の学校で一泊した。
翌日は北方の狩俣地域へ出発し、15㌔以上を歩き切った。向きを変えて約7・7㌔先の西辺尋常小学校へ行進し完歩した。学校が最終の宿泊施設だった。
「夕食はおにぎりを食べたので、美味しかった」と振り返る。
学校を卒業すると、両親の仕事を手伝った。毎日馬に乗って牛、豚などに与える草を刈り取った。
数え27歳の時に今は亡き金一さんと結婚した。「夫は優しく働き者だった」と感謝した。
「健康の秘訣は、食べ物の好き嫌いがないこと」と強調した。
一緒に暮らす長男夫妻が健康を支えている。
子供6人、孫13人、ひ孫13人。
1919(大正8)年8月18日生まれ