集団特定検診始まる
来月19日まで各地で実施
2015年度の集団特定検診が今月10日からスタートした。5日目となる14日は七原公民館で行われた。自身の健康状態を確認しようと、多くの人が訪れ、血圧測定や血液検査、身体測定などを行っていた。今年度は9月19日まで、各地の公民館や保健センターで実施される。
特定検診の対象者は市の国民健康保険に加入している人で、今年度中に40歳から74歳になる人と、75歳となるがまだ誕生日を迎えていない人。すべての対象者が受診する基本的な検診項目は、身長・体重・腹囲測定、血圧測定、尿検査、血液検査、医師の診察。対象者のうち医師の判断で実施する項目は貧血検査、心電図検査、眼底検査となっている。
受付時間は各会場ともに午前8時30分から同10時30分と、午後1時から同2時30分。七原公民館では午前中から大勢の人が受診に訪れていた。
市国民健康保険課では「日本人の死因の6割を占める生活習慣病は、生活習慣の改善で発症や重症化の予防ができる。毎年1回、特定検診を受けることで健康づくりに役立ててほしい」と受診を呼び掛ける。
今年度から集団特定検診の受診には予約が必要となっている。予約先は健康づくり財団宮古支部(電話72・7110)。特定検診に関する問い合わせは市国民健康保険課保健事業係(電話72・4704)まで。