1億5600万円の黒字を計上/JA14年度決算
5支店合同事業報告会/感謝の集いは大盛況
JAおきなわの平良、城辺、上野、下地、伊良部5支店合同事業報告会と感謝の集いが15日、宮古地区本部ホールで開かれた。満場の組合員が参加し、1億5600万円の当期剰余金(黒字)を計上した2014年度の事業報告および15年度の事業計画を確認した。感謝の集いでは多数の余興や草刈り機などが当たる抽選会が行われ、大盛況だった。
事業報告では、はじめに宮古地区本部の新城武一郎本部長が「14年度は1億5600万円の剰余金を計上することができた」と感謝を込めて報告。「1年の成果に対する感謝とお礼を込めた集いなので最後まで楽しんでほしい」と話した。
続いて、JAおきなわ経営管理委員の砂川博一さんとJAおきなわの砂川博紀代表理事理事長が役員あいさつを行った。
JAおきなわの14年度実績については砂川理事長が「貯金・農畜産物販売等、事業取り扱い高も総じて前年度を上回る実績をあげることができた」などと述べ、経常利益で15億8000万円、当期剰余金で14億800万円を計上した決算内容を報告した。
この後行われた宮古地区の事業報告では、経常利益を2億8800万円とする決算が示された。当期剰余金は前年比2700万円増の1億5600万円とし、加工、管理部門を除く主要部門のうち購買・販売、その他の3部門で黒字という報告があった。
事業報告の後あいさつをした来賓の下地敏彦市長は「宮古島市全体が豊かに発展するためには地域の活力が何よりも必要」と話し、JAとともに市の農業振興に努める意欲を語った。
引き続き感謝の集いが行われ、宮京子さんや砂川辰夫さんが歌謡ショーを披露したほか、前里俊子さんは日舞、神里美代子琉舞練場は琉舞で魅了した。長間三夫さんとセリック・ケナンさんは方言漫談で爆笑を誘った。余興の後はお楽しみ抽選会で大盛況だった。