16人全員が目標達成/光の村学校トライ卒業旅行
トライ3種目を終了
トライアスロンに挑む光の村養護学校土佐自然学園と秩父自然学園の卒業旅行の生徒16人が18日、ランを完走し、全員がスイム、バイク、ランの3種目を無事に終えた。
最終種目のランは午前6時30分に市陸上競技場をスタート。トライアスロンのランコースに挑み、生徒それぞれが自己の目標距離を完走した。
42・195㌔に挑戦した生徒のうち、木下弘貴君、安友博隆君、五明敬浩君の3人は肩を組み、花園幼稚園児45人が迎える中、トップでゴールした。
木下君は「3日間応援ありがとう。最後まで走れ、メダルをもらえて最高です」と話し、安友君は「3人で肩を組んで勢いよくゴールできてうれしい」と笑顔を見せた。
五明君は「前半は良かったけれど、後半は苦しかった。完走できてうれしい。トライの経験を頭の中に入れて、社会に出ても頑張りたい」と3種目を完走した喜びを語った。
午後には市陸上競技場で保護者も参加して完了式が行われ、参加した生徒16人に改めてメダルが渡された。
トライアスロン宮古島大会の競技はスイム3㌔、バイク155㌔、ラン42・195㌔の3種目を1日で行うが、同校の卒業旅行では1日に1種目ずつ挑戦する。