11/23
2024
Sat
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
産業・経済
2015年8月19日(水)9:05

家畜共済金は9200万円/14年度農業共済

推進協で支払い実績報告


14年度の共済事業実績などを確認した推進協議会=18日、JAおきなわ宮古地区機械化営農センター

14年度の共済事業実績などを確認した推進協議会=18日、JAおきなわ宮古地区機械化営農センター

 2015年度宮古地区農業共済事業推進協議会が18日午後、JAおきなわ宮古地区機械化営農センターで行われ、2014年度の事業報告や次年度の事業計画を確認した。14年度家畜共済における農家負担の共済掛け金は5850万円、これに対して9234万円の共済金が支払われた。

 共済事業は▽家畜▽畑作物(サトウキビ)▽園芸施設▽建物-の四つあり、この日の協議会ではこれらの14年度実績が示された。

 家畜共済の引き受けは有資格1192戸、頭数2万6073頭のうち共済加入は延べ749戸、1万9368頭だった。達成率は有資格が74・3%で、頭数が90・3%だった。

 共済掛け金の農家負担額は5850万円、国庫負担を含む総額は1億1700万円だった。これに対し支払共済金は家畜の死廃事故で3587万円、病傷事故で5647万円だった。総額は9234万円。

 畑作物共済の14年産有資格は5384戸、引き受けは2702戸で、対有資格達成率は50・2%。農家負担共済掛け金は6378万円で、支払い共済金は6123万円を見込んでいる。

 園芸施設共済の支払い共済金は2955万円、建物共済の支払共済金は27万8000円だった。

 協議会では15年度の事業計画も確認。四つの共済のうち家畜共済の引き受け計画は2万323頭、畑作物は16年産の引き受け計画を2950戸に設定した。

 この協議会は、農業振興と農業経営の安定、農家負担の軽減および共済事業の引き受け拡大などを目的に設置されている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!