平均キロ単価2433円の高値/8月肉用牛競り
子牛1頭平均は62万円
JAおきなわ宮古家畜市場の2015年8月期肉用牛競りが19日開かれ、子牛1頭平均価格は62万2147円(前月比1万1717円高)の高値が付いた。平均キロ単価も2433円と過去最高水準の価格。成牛を含む総販売額は2億2870万円となり、今月の市場も高値取引に沸いた。
今月競りには子牛341頭(去勢194頭、雌147頭)が上場され、すべての牛が競り落とされた。平均体重は256㌔だった。
性別の1頭平均価格は去勢が66万988円(前月比2万1097円高)、雌は57万887円(同比5843円高)の成績となった。
平均のキロ単価は、去勢が前月比35円高となる2489円、雌は同比24円高の2352円だった。
1頭当たりの最高価格は84万240円。最低価格は38万9880円と高値取引の市場を印象付けた。
成牛を含む上場頭数は383頭(去勢194頭、雌189頭)で、381頭の取引が成立した。1頭平均価格は60万248円(去勢66万988円、雌53万7234円)だった。平均キロ単価は2166円。
素牛(子牛)市場は高値取引が続いている。今年の1頭平均価格は1月の初競りから8カ月連続で55万円以上の取引が成立、販売額も初競り以降8カ月連続で2億円台に達している。