クイチャーなど楽しむ/板倉と城辺の子供が交流
交流事業のため20日に来島した新潟県上越市板倉区4小学校の児童と城辺地区4小学校との交流会が21日、城辺小学校体育館で開かれた。板倉区の児童たちが自分たちの学校を紹介したほか、レクリエーションやクイチャーなどをともに楽しんだ。交流会には板倉区の針、宮嶋、山部、豊原の4小学校の児童各2人と引率者3人の計11人と、城辺小学校の4~6年生、西城、砂川、福嶺の各小学校から代表児童1人らが参加した。
出迎えた城辺小学校の濱川宗和校長が歓迎のあいさつを行ったのに続き、同校児童を代表して砂川唯杏さん(6年)が「皆さんが来てくれるのを楽しみにしていた。たくさんの友達を作り、たくさんの思い出を作ろう」と呼び掛けた。
板倉区の学校紹介では各校児童が学校の位置や児童数、主な行事などを写真とともに説明。城辺小学校児童会が企画した「ふれあいタイム」では、砂川さんと下地麻央さん(6年)、川満千晴さん(2年)が琉球舞踊を、5、6年生はエイサーを披露したほか、5本の綱を引き合う「五色綱引き」をみんなで楽しんだ。最後は全員で輪になってクイチャーを踊った。
豊原小学校の清水陽菜さんと勝山裕葵君は「五色綱引きがとても楽しかった。エイサーは迫力があって素晴らしいと思った。宮古島の人たちとたくさん話をして板倉と宮古島の違いをたくさん見つけ、たくさんの友達を作りたい」と語った。同校の丸山治夫校長は交流会開催に謝意を述べた。
交流会終了後、板倉区の児童らはバスで島内観光を楽しんだ。