水難事故防止パトを継続/台風通過後の実施は初
市水難事故防止推進協議会(会長・下地敏彦市長)は25日、台風15号通過後に、市内の主要ビーチ、海岸をパトロールした。台風通過後のパトロールは今回が初めてという。
市の職員、宮古島海上保安署員、宮古島警察署員らが遊泳の注意事項が書かれたパンフレットを配布し、観光客に「波が高い時には海に入らない」など注意を促した。
パトロールは市役所の各支所も近くにある主要なビーチなどをパトロールした。この日は市消防署が来間島方面、宮古島署が伊良部、砂山ビーチ、市職員が池間島の海岸などをパトロールした。
このうち下地島の海岸では、東京からの観光客らに、海上保安署員がパンフレットを渡し、台風通過後で海がまだ波が高いので十分注意するよう話すとともに、離岸流や海の危険生物などについて説明した。
東京から来た秋吉時弥さんは「このようなパトロールは、安全意識を喚起するには良いと思う。十分注意しながら海を楽しむようにしている」と話した。
台風接近前から通過後3日間ほどは、同協議会が関係機関の協力でパトロールを続ける。車両でも巡回し、広報マイクで注意を呼び掛ける。