未来創造セ用地購入など上程
市長が提案理由説明/市議会9月議会が開会
宮古島市議会(真栄城徳彦議長)9月定例会が1日に開会した。初日は下地敏彦市長による議案提案理由の説明が行われた。今議会には宮古島市未来創造センター(仮称)の建設用地を3億9100万円で購入することについての議決を求める議案や一般会計に6億7160万円を追加する補正予算など計36件が提案されている。
今議会への提出議案は、一般会計と特別会計の補正予算案が9件、条例改正議案4件、議決議案5件、2014年度の歳入歳出認定を求める議案12件、報告2件、任期満了に伴う人権擁護委員の再任について意見を求める諮問4件となっている。
新中央図書館と中央公民館の併設施設となる未来創造センター建設用地として市が購入する財産の取得についての議案では、国有地である旧宮古病院跡地のうちの2万3319平方㍍を3億9100万円で購入することへ、議会の議決を求めている。一般会計補正予算案では、中央図書館建設事業委託料として573万円が計上されている。
そのほか、社会保障・税番号(マイナンバー)制度に対応するため市個人情報保護条例の一部を改正する条例案や、14年度水道事業会計未処分利益剰余金7億212万9215円のうち6億5212万9215円を減債積立金と建設改良積立金に積み立て、残余を繰り越すことへの議決を求める議案、14年度コーラルベジタブル社の決算報告などが提出されている。
9月定例会初日は下地市長が登壇し、各議案の提案理由を説明した。きょう2日は提出議案に対する質疑が行われる。