「多くのことを吸収した」/市海外ホームステイ派遣事業
滞在中の経験を報告
2015年度宮古島市海外ホームステイ派遣事業で米国ハワイ州に約2週間滞在した生徒の報告会が10日、市中央公民館で行われた。生徒10人が滞在中に学んだこと、感じたことを報告した。
このうち宮高2年の内間健斗君は「この2週間で多くのことを吸収した。この経験を今後の自分のために、宮古島のために生かし、何か貢献できるよう頑張りたい」。
城辺中学校3年の金城景さんは「ハワイの人の温かさを感じた。早く宮古に帰りたいと思う日もあったが、最終日はずっとハワイに残っていたいと思うようになった」とそれぞれ報告した。
宮古島・マウイ島青少年交流プログラムを実施する世界ウチナーンチュ・ビジネス・アソシエイション宮古(WUB)の島尻義彦事務局長が「参加された生徒の皆さんがこの貴重な体験を生かし立派な社会人となり、各分野で活躍することを期待する」とあいさつした。
市教育委員会の宮國博教育長は「経験したことを、自分の将来の糧として持ち続けてほしい。多くの経験を持ち続けることが、国際人として成長することにつながる」と激励した。