敬老会前に「さっぱり」/ケアハウスいけむら
県理容業支部がボランティア
全国一斉の「理容ボランティアの日」にちなんで県理容生活衛生同業組合宮古支部(真壁寛樹支部長)は14日、市内のケアハウスいけむら(小川毅理事施設長)で理容ボランティアを実施した。入所者らは、さっぱりした表情で21日の「敬老の日」を楽しみにしていた。
全国理容連合会では、高齢者らに「敬老の日」を楽しく迎えてもらおうと、2008年より9月の第2月曜日を「理容ボランティアの日」と制定した。その日が14日に当たる。
この日は、真壁支部長のほか会員の我如古彦次さん、村吉重信さん、福嶺雅春さん、平良勝美さん、恩河聖一郎さんの計6人が参加した。ケアハウスは、社会福祉法人ムサアザ福祉会(池村幸理事長)が運営する施設。
散髪を希望していた約35人を整髪した。
真壁支部長は「会員加入増強に向け、これからも理容ボランティアを推進したい。理容を通して敬老の日には『みんな楽しく過ごすように』と願った」と語った。
小川理事施設長は「散髪を希望する方は予想以上にいた。全員が無事終えて笑顔だった」と話し同支部の奉仕活動に感謝の意を表していた。