政治・行政
2015年9月25日(金)9:03
宮古病院に専門医/血液疾患
来月下旬から定期派遣
県立宮古病院に、来月下旬から血液疾患の専門医が定期的に派遣される。これにより、患者やその家族の身体的、経済的負担の軽減が図られる。開会中の市議会一般質問で、下地敏彦市長が明らかにした。
宮古病院には、血液疾患の専門医が配置されていない。この現状を亀濱玲子氏が24日の一般質問で取り上げ、「(配置に)市も力を入れてほしい」と訴えた。
これに答弁した下地市長は「血液疾患の専門医が配置されていない現状は、患者にとって身体的、精神的に大きな負担」と述べ、要望の趣旨に理解を示した。
その上で「宮古病院に確認したところ、来月の最終の週より、血液疾患専門医が定期的に派遣されるということが決定している」との報告を紹介。「血液疾患専門外来が宮古病院に配置されることは、患者はもとより、その家族にとっても身体的、経済的負担の軽減が図られる。今後も離島医療の充実については県と十分話し合う」と述べた。