社会・全般
2015年9月26日(土)9:02
自転車施錠を呼び掛け/宮古島署、地区防犯協会
看板設置で被害を抑止
宮古島署(瑞慶山力署長)と宮古島地区防犯協会(前川尚誼会長)の署員、会員らは25日、増加する自転車盗抑止のための看板を、市内の書店駐輪場に設置した。看板には「自転車には愛錠を」と記され、二重ロックを励行するよう呼び掛けている。
看板は集合住宅や交差点、店舗の駐輪場などに設置する。また、防犯協会は広報車で自転車に施錠するよう呼び掛ける準備を進めている。
前川会長は「看板を設置し、安全、安心な宮古島にしていきたい」とあいさつした。
宮古島署生活安全課の長濱宏弥警部補は「管内の自転車盗難は無施錠での被害が顕著になっている。また、施錠していても、備え付けのロック一つでは不十分なので、二重ロックや固定物につなぐようにして、被害を未然に防いでほしい」と述べた。
2015年1月から9月24日の間、自転車盗の発生件数はすでに50件になり、昨年同期と比べ21件増で、昨年1年間の発生件数45件を今年はすでに上回っている。
今年の発生場所を見ると、集合住宅が28件と全体の56%を占めている。