本場のフラで魅了
ハワイアンショー開催/宮古・マウイ姉妹50周年記念
宮古島市・マウイ郡姉妹都市締結50周年を記念した「スペシャルハワイアンショー」が2日、マティダ市民劇場で開かれた。ハワイからのゲスト4人と国内ゲスト2組、国内各地のフラ教室の代表者ら16組などが出演し、時に力強く、時に華やかであでやかな本場のフラダンスで大勢の観客を魅了した。
同ショーは3部構成で行われた。第1部は沖縄を拠点にポリネシアンダンスを学び、伝えている国内ゲストの「プアヒナノ」による「ポリネシアンショー」。男女のダンサーが情熱的な踊りや、しなやかで優雅な舞いを披露した。
第2部は「スペシャルステージ」と題し、「カギマナフラin宮古島」のコンペティションなどに出演するため来島している、県内や北海道、東京、神奈川、広島、福岡など日本各地のフラ教室で指導する代表者やインストラクターが出演。国内ゲストのハワイアンバンド「ナーレイ」の演奏でそれぞれが自分たちのフラを踊った。
第3部は「ハワイアンライブショー」で、ハワイからのゲスト、ナプア・グレイグさん、カポノ・カマウヌさん、クアナ・トレス・カヘレさん、マナラニ・ミリ・ホコアナ・イングリッシュさんらが登場。本場の本格的な踊りで観客をフラダンスの世界に引き込んでいった。
ショーのスタートは宮古島の伝統芸能として上区獅子舞と佐良浜ミャークヅツのクイチャーがオープニングを飾ったほか、マウイでエイサーを披露したことがある沖縄国際大学エイサーサークル琉球風車(かじまやー)が元気な演舞で会場を盛り上げた。
会場には多くの市民が訪れ本場の踊りに大きな声援と拍手を送った。