ロボコン全国大会準優勝/宮古工業
赤嶺さん・堂端君初出場で快挙
宮古工業高校(伊志嶺秀行校長)は8日、電気情報科の赤嶺南緒さん(1年)と堂端歩君(3年)が、東京都江東区で9月20日に行われた、WRO(ワールド・ロボット・オリンピアード)ジャパン2015決勝大会パイロット競技で準優勝したと発表した。同大会は小中高生による全国大会。同校は初出場で準優勝を果たした。
パイロット競技は1・8㍍×0・9㍍の競技エリアの中に、あらかじめ引かれた線に沿ってロボットを移動させ、課題にしたがってエリア内の各ゾーンから対象物をロボットで移動させる競技。
赤嶺さんは、3位に入れればいいと思っていた。3位発表の時に名前を呼ばれなかったのであきらめていたら、準優勝だった。「分かったときは驚いて、頭が真っ白になってしまった。二重越同窓会や保護者、先生、皆さんの応援に感謝し、この経験を今後の進路など将来に生かしたい」と喜びを語った。
堂端君は「赤嶺さんのサポートで入った。最後の自分の提案に赤嶺さんが同意してくれて80点取れた。会場では他のチームも熱意を持って頑張っていた」と話した。
伊志嶺校長は「全国大会準優勝おめでとう。日ごろからの成果が全国の場で評価された。この根気強さを忘れずに頑張って、物作りの楽しさを追求してほしい」と祝福した。