出品牛10頭決まる/県畜産共進会
上位入賞に期待/25日に宮古島で開催
出品者に褒賞金を交付
宮古島市で25日に開催される、第41回県畜産共進会肉用牛部門への宮古島の出品牛10頭がこのほど決定した。9日、市平良庁舎で出品者に報奨金が交付された。同共進会の宮古開催は36年ぶり。北部、中部、南部、宮古と八重山の5地区から代表牛が出品され審査を受ける。宮古島市からは地区共進会を経て選ばれた10頭が出品される。
交付式で下地敏彦市長は「精魂込めて育てた牛が今回、県共進会の出品牛として選抜された。宮古島で開催するので良い成績を収めてほしい。それが宮古の牛の良い品質の評価につながる。宮古島の畜産農家の代表としての誇りを持って臨んでほしい」と述べた。
出品者を代表して宮古和牛改良組合の砂川栄市組合長が「8月の地区振興会の共進会で選抜された9人。選抜された日から関係機関の指導のもと頑張っている。宮古の牛を県外にPRするためにも一生懸命努力して団体優勝を目指したい」と意気込みを語った。
また、JAおきなわ畜産振興センターの砂川辰夫センター長は「県畜産共進会枝肉部門で宮古島としては初めての優秀2席の成績となった。25日の共進会向けて良いスタートができたと思う」と報告した。
県畜産共進会は、24日に宮古家畜市場に家畜を搬入。25日午前7時30分~同10時30分まで家畜測定、10時30分からオープニングセレモニー。午前11時から開会式で家畜審査は正午から午後3時までの予定。その後審査会が行われる。
午後6時30分からはJAおきなわ宮古地区本部2階で閉会式と褒賞授与式、その後同7時30分から出品者交流会が予定されている。