体力テストで心地良い汗/反復横跳びなどに挑戦
「体育の日」健康増進図る/市スポーツ課主催
「体育の日」にちなんだイベントが12日、市総合体育館で開かれた。「Do体力づくり」と銘打ち、子供からお年寄りまでが、反復横跳びや立ち幅跳びなどの体力テストに挑戦。血圧やメタボチェックも行われ、自分の現在の体力を評価してもらった。主催した市スポーツ課では「自分の体力を認識し、健康増進と体力維持へのきっかけにしてほしい」と話した。
6~79歳までを対象に文部科学省が定める新体力テスト実施要項に基づいて測定し体力年齢を算出した。
参加者らは▽握力▽上体起こし▽開眼片足立ち▽10㍍障害物歩行-などに取り組み、市スポーツ推進委員らの指導を受けながら心地良い汗を流した。
渡久山昌雄さん(71)は孫の千尋さん(6)と一緒に参加。「日ごろスポーツはしていないが、体育の日ということで参加した。自分の体力を知ることは大切なこと。孫と一緒だと楽しんでできる」と笑顔だった。
新体力テストはそれぞれの年代に合わせて5段階で評価。「大変良い」のA段階から「悪い」のE段階まであり、参加者たちは交付された判定書を手に、健康増進に向け気持ちを新たにしていた。
食育フェスティバルも同時開催。食品サンプルを選んでトレーに乗せるとカロリーや栄養成分が分かる「食育SATシステム」で、日ごろの食事バランスをチェックした。