教育・文化
2015年10月16日(金)9:03
学校図書館活用を/城辺中講話
読書に親しんで
読書月間にちなみ14日、城辺中学校(乾麗子校長)で行われた。同校元校長の與儀千寿子さんを講師に招き、全校生徒49人を対象に実施された。乾校長は「きょうは講話を真剣に聞いて、読書の大切さを学んでほしい」と述べた。與儀さんは「学校の図書館を活用して、本に親しんでほしい」と生徒に呼び掛けた。
中学生になると、部活や地域行事、塾などで忙しく、読書をする時間が少なくなる。與儀さんは「学校の図書館には、いろいろな分野の蔵書がある。1日に分でもいいので、読書に親しんでほしい」と話し「読書は知識を得る以外にも、いろいろな人の生き方、夢や希望を持つなど大きな役割がある」と述べた。
13~15歳は頭も心も柔軟で、豊かな感受性を持つ。この時期に1冊でも多くの本に接することは大切なことと説明し「好きな本1冊を見つけ、最後まで確実に正確に読み終えることで、読書力、学習力がつく」と強調した。