市民の力作一堂に/市民総合文化祭一般の部展示部門
テープカットで開幕告げる/中央公民館と伝統工芸セで21日まで
市民の力作を一堂に紹介する第10回宮古島市民総合文化祭(主催・宮古島市、市教育委員会、市文化協会)一般の部展示部門が16日、市中央公民館と市伝統工芸品センターで開幕した。同日午前、オープニングセレモニーが市中央公民館正面玄関で開かれ、関係者がテープカットを行い開幕を祝った。展示は21日まで。
市制施行10周年記念事業の一環と位置付け開催される今回の一般の部展示部門では、中央公民館に書道、美術、華道、写真、文芸、生活文化、盆栽、園芸、茶道、伝統工芸品センターには織物の文化祭各部会メンバーらの作品が展示されている。期間は21日までだが、中央公民館は19日が休館となる。きょう17日とあす18日には中央公民館と伝統工芸品センターを結ぶ無料送迎バスが運行する。
オープニングセレモニーでは市文化協会の大城裕子会長が「市民の力作が会場に所狭しと並んでいるのでぜひ見てほしい。そして会場内で皆さんの交流が行われ、宮古島全体に文化の輪が広がっていくことを願っている」とあいさつ。市議会の佐久本洋介副議長は「多くの市民が会場に足を運び、作品を鑑賞し、宮古島の文化への造形を深めてほしい」と呼び掛けた。
島外出張中で出席できなかった下地敏彦市長と宮國博教育長に代わり友利克企画政策部長と仲宗根均教育部長が参加し、市長、教育長のあいさつを代読した。
テープカットでは友利部長、仲宗根部長、大城会長、佐久本副議長が紅白のテープにはさみを入れ開幕を祝った。
市民総合文化祭では展示部門のほか、きょう17日午前10時から中央公民館視聴覚室で方言講座、同日午後2時からは働く女性の家(ゆいみなぁ)で郷土史フォーラム、あす18日午前9時からは島内戦跡巡り、11月29日には「こどもシアター」、11月29日と来年1月16日には音楽祭、1月24日には芸能祭、3月26日には芸術劇場が開催される。