社会・全般
2010年10月22日(金)9:00
土流出、キビ苗むきだし/城辺保良
大雨で畑に被害
宮古島地方に19~20日にかけて降った大雨の影響で、今年夏に植えたばかりのサトウキビの苗が流されるなどの被害が出ている。24時間雨量が140㍉と最も多かった城辺地区に見られ、農家は「順調に育っていたのに」と肩を落としている。
保良の「東七笠」と呼ばれる土地改良区では、傾斜地にある数カ所の畑から土が多量に道路に流れた。一部の畑では、キビの苗がむき出しのままとなっている。
キビ農家の上里金一さん(75)は、先月の雨でも同じような被害に見舞われたと言い「また苗を準備して、土が乾くのを待って植え付けしなければならない」と話した。