11/23
2024
Sat
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
社会・全般
2015年10月28日(水)9:04

今期の定期クルーズ終了/スーパースターリブラ

埠頭で送迎セレモニー/12回寄港で9300人来島


送迎セレモニーでミス宮古島(右2人)から花束の贈呈を受けたイエガーフォーク船長(左から2人目)ら=27日、平良港下崎埠頭

送迎セレモニーでミス宮古島(右2人)から花束の贈呈を受けたイエガーフォーク船長(左から2人目)ら=27日、平良港下崎埠頭

 定期クルーズ船・「スーパースターリブラ」(スタークルーズ社、総㌧数4万2275㌧)の今期最終寄港に伴い27日、平良港下崎埠頭(ふとう)で送迎セレモニーが行われた。同船のレナート・イエガーフォーク船長ら3人にミス宮古島から花束が贈呈された。同船は今年7月から今月にかけて、12回寄港。延べ9372人の観光客が宮古島を訪れた。今後は、来年3月末から10月にかけて、週2回の予定で宮古島への寄港が予定されている。

 セレモニーで下地敏彦市長は「定期クルーズ船が12回寄港した。この寄港よる本市の経済効果は大幅に伸びたと確信している」と謝意を述べた。

 イエガーフォーク船長は「最初は那覇を含めた宮古島への就航だったが、その後、寄港地は宮古島に絞られた。きょうが最後の日となった。宮古島で1泊するのはクルーズ船としては本船が初めてだと思う。宮古島の皆さんおかげで、大変いい航海になった。皆さんに感謝したい」と述べた。

 同船は今年7月28日から9月8日までは日帰りの寄港だったが、9月14日から10月26日までは、宮古島で1泊する旅程で寄港した。寄港は14回予定されていたが、台風の影響で2回は欠航を余儀なくされたものの、12回の寄港で9372人の観光客と、同船の乗員9336人が宮古島を訪れた。

 この間、乗客、乗員が利用したタクシーの延べ台数は920台、観光バスは179台だった。
 同船で3回訪れたという男性は「宮古島の景色はきれいだし、港での通訳などのサービスもいい。店では言葉で不自由することはあるが、店員の態度は素晴らしい」と宮古島の魅力を話した。

 また、初めてという女性は「初めてなので、どこへ行けるのか分からず少し不安な気持ちもあった。でも、通訳やガイドが親切に教えてくれ、行き先を中国語と日本語で紙に書いてタクシーの乗務員に渡してくれるなど、とても親切にしてくれた」と笑顔で話した。

 同船の今期の定期寄港は26日が最終で27日の夕、宮古島から中国のアモイに向け出港した。
 来期は2016年3月末から10月に週2回の寄港が予定されている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!