11/23
2024
Sat
旧暦:10月23日 友引 辛 
政治・行政
2015年11月19日(木)9:03

特殊機材の取り扱い訓練/海上防災対策協

大規模油流出事故に備え


流出した油除去の訓練をする参加者ら=18日、下崎埠頭

流出した油除去の訓練をする参加者ら=18日、下崎埠頭

 2015年度宮古島地区海上防災対策協議会(会長・宮古島海上保安署山本雅司署長)の油防除資機材取扱訓練が18日、平良港の下崎埠頭(ふとう)で行われた。石油関連企業や漁協など関係機関から約50人が参加して、ビーチクリーナーや充気式オイルフェンスなど4種類の資機材取扱訓練を実施したほか、機材を使って流出した油の除去訓練を行った。

 訓練は石油連盟と合同で行われた。宮古島での訓練は4年ぶりになる。

 訓練内容は下崎埠頭に入港中の貨物船が岸壁に接触、積載していた貨物油のA重油が港内に流出したとの想定で行われた。

 訓練に先立ち、開会式で石油連盟基盤整備・油濁対策部の北條智之副長が「今回の訓練を通して、油流出への備えの向上、強化につながればと思っている」とあいさつした。

 石油連盟は大規模な油流出事故に備え、国内外の基地に資機材を配備している。いつ大規模な事故が起き、貸出要請があっても対応できるようになっている。

 訓練後、山本署長は「防除資機材の取り扱い技能の向上はこの訓練で十分、目的が達成できた。きょう習得した技能を次回の訓練まで、しっかりと覚えていてほしい」と講評した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!