合唱と合奏で魅了/市民文化祭音楽祭高校・一般の部
24団体280人が出演/音楽通し交流深める
宮古島市市制施行10周年記念事業第10回市民総合文化祭音楽祭高校・一般の部が11月29日、マティダ市民劇場で開催された。24団体から計280人が出演して活動の成果を発表。歌声と演奏技術で聴衆を魅了するとともに、音楽を通して互いの交流を深めた。
音楽祭は市、市教育委員会、市文化協会が主催して開催。恒例の音楽イベントには毎年多くの団体が出演して日ごろの音楽活動の成果を発表している。
開会に先立ち、文化協会の大城裕子会長が「きょうは高校生、一般の皆さんによる合唱や合奏、独唱など素晴らしい演奏が準備されています。音楽は世界の共通語。最後まで楽しんでほしい」と呼び掛けた。
この後、24団体による演奏がスタート。最初に宮古高校の生徒がクラリネットの音色を会場に響かせた。
宮古総合実業高校は器楽合奏を披露した。三線をメーンにドラムやギターで曲調をアレンジ。親しみのあるCMソングを演奏した。
「あたらす」はオカリナ合奏を発表した。透き通る音色で「星の世界」「北の国から」を演奏した。
山田義也さん、永松和子さん、綱川勝枝さんは独唱で聴衆を魅了。圧倒的な声量と抜群の歌唱力で会場を静けさで包み込んだ。
このほか、女声コーラスホップやキッチン、女声あんさんぶるAYAGU、宮古フロイデ合唱団、ひらら女声コーラスきらきら、ブーゲンビリアコーラスが合唱を発表。重唱や打楽器アンサンブル、金管、琴合奏を披露する団体もあった。
聴衆は各団体の演奏を満喫。演奏後は大きな拍手を送って日ごろの音楽活動の成果をたたえていた。