市議会12月定例会が開会
市長、提出議案の理由説明
宮古島市議会(棚原芳樹議長)の12月定例会が8日、開会した。初日の本会議では、下地敏彦市長が総額25億8000万円の一般会計補正予算案などの議案17件と、監査委員の選任同意案1件の計18件を提出し理由を説明した。9日は、提出議案に対する質疑と、各常任委員会(総務財政、文教社会、経済工務)への議案付託が行われる。会期は22日までの15日間。一般質問は15~18日までと、21日の計5日間が予定されている。
今議会に提出された一般会計補正予算案には、平良港ターミナルビル購入費3億1800万円、台風13号の影響で壊れたインギャーマリンガーデン遊歩道の復旧費528万円などが盛り込まれている。
補正予算案が原案通り可決されれば、既に決まっている市の2015年度一般会計予算総額(350億8800万円)に追加され、補正後の一般会計予算総額は376億6900万円となる。
主な提出議案は▽市行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定について▽市産婦人科医療施設整備助成金支給条例の制定について▽市霊園設置及び管理に関する条例の制定について▽県消防通信指令施設運営協議会規約の変更について-など。
監査委員の選任同意案は、任期途中で退職する市議の富永元順氏に代わり、市議の平良隆氏の選任同意を議会に求めるもの。