地位向上へ活動再開/市女性団体連絡協が総会
休止していた宮古島市女性団体連絡協議会(渡久山和子会長)が8日、市働く婦人の家(ゆいみなぁ)で2015年度総会を開き、活動を再開した。各女性団代の代表らが出席し、今後の活動方針などを確認した。
同協議会は、宮古圏域の女性団体を網羅し、相互連携を図りながら男女が等しく豊かで明るく暮らせる平和な社会づくりに寄与することを目的に活動を重ねてきたが、市町村合併後、休止状態になっていた。
活動再開について渡久山会長は「共働き社会で女性の社会進出も拡大しているが、女性の地位向上には女性相互の連携が不可欠。その歩みを再開できることは意義深い。活動を通じて働きやすく、子育てしやすい環境づくりに努めたい」と語った。
総会では研修会や各団体との交流会を盛り込んだ15年度事業計画案、40万9000円の同年度予算案が、それぞれ原案通り承認された。
今後、学習や研修及び講演会などを開催し、行政などへの提言や要請、陳情などを行う予定だ。
総会閉会後は、宮古島税務署の宇栄原洋子署長が「人生と税」と題し講話。社会の形成、運営の根幹をなす税の役割と、地域振興への関わりなどについて分かりやすく説明した。
役員、理事は次の通り。
会長=渡久山和子(ファッションクラブ糸車)▽副会長=平良ミツ子(スマイルの会)下地良子(健やか会)▽会計=嵩原千春(ファッションクラブ糸車)▽事務局=下地久子(同)▽監事=福島典子(同)平岡敏子(女性の翼の会)▽理事=友利敏子(県女性の翼宮古支部)平良幸子(宮古島商工会議所女性会)花城千枝子(宮古島市法人保育連盟)砂川カズ子(宮古島市地区赤十字奉仕団)奥平久乃(人形劇団んまだいしょう)本村恵子(みゃーくの味加工推進協議会)津嘉山千代(スローフード研究会)