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2010年10月25日(月)9:00
「大きく育ってね」/マングローブ90本植樹
親子ら70人参加/下地与那覇湾
宮古島環境クラブ(下地邦輝会長)は24日午後、南小5年生と父母を対象にしたマングローブ植樹を下地与那覇湾で実施した。親子ら総勢70人が参加。干潟に苗木90本を丁寧に植え付け、大きく育つよう願った。
苗木は、ヒルギダマシ、ヤエヤマヒルギ、オヒルギの3種類。植樹地帯は、与那覇湾のサニツ浜東海岸。
参加者らは、干潮で干上がった干潟で、深さ20㌢掘り、固形状の肥料を1個入れてから苗木を植えた。
下地会長は「なぜマングローブを植えるのか。一人一人が植えながら考えてください」と語った。
参加した加藤草太君は「植える時は、元気に育ててほしいと願いを込めた。植えた場所は覚えているので、いつか両親と見に来たい」と話し、額の汗をぬぐった。
同クラブはこの日の午前、川満漁港で緑の朝市を開いた。川満棒踊りが披露され、農産物の即売会を盛り上げた。